エアコンクリーニング後の水漏れの対処法!

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エアコン掃除

夏場になるとエアコンがフル稼働になるので、その前にしっかりと掃除をしておくのが普通です。

しかし、掃除が終わったと思ったら今度は水漏れが発生してしまい大慌てしてしまうケースもあります。

今回はエアコンクリーニング後の水漏れの対処法について解説しつつ、そもそもこういった水漏れが発生する原因は何なのか、調べてもわからない時はどうしたらいいのかも見ていきましょう。

賃貸の場合の修理費はどうなるのかなども調べてまとめていきます。

エアコンクリーニング後の水漏れの対処法!


エアコンクリーニングをした後でも水漏れが発生してしまっているのなら、再度業者に依頼してチェックしてもらう必要性が出てきます。

ただし、そのまま放置すると大変なことになってしまうので、応急処置をしていきましょう。

まずはゴム手袋を着用してから電源コードをしっかりと抜いておいてください。

水漏れによって濡れている状態だとプラグも濡れている危険性があり、感電リスクが存在するのでゴム手袋は必須です。

できれば厚めのゴム手袋を着用してから作業をスタートしてください。

電源を抜いても水漏れが止らないこともありますが、そのときはそばにある家具や家電を移動させて濡れないようにしておきましょう。

あとは、水漏れが発生している落下箇所にバケツを設置しておけば大丈夫です。

ただし、水漏れで壁や床が濡れる状態になっているとその後の掃除が大変だったりカビの原因になりかねないので、ビニールシートなどで養生しておくとより安全です。

ここまでやれば一安心ですが、自分でどうにかなるかを試してみたいという方はホームセンターなどで売っている『ドレンつまり取りポンプ』を用意してドレンホース側が詰まっている可能性にかけて掃除してみるといいでしょう。

やり方は簡単で、タオルと輪ゴムでドレンホース出口を覆ってから、その上からポンプの先端を押し込んで吸い込むという方法です。

掃除機でも似たようなことは出来ますが、水を吸い込んでしまうと掃除機が壊れてしまうのであまり推奨できません。

ポンプなら水を吸い込んでも問題ないのでこちらを使ってください。

エアコンクリーニングの水漏れの原因は?


エアコンクリーニングによって埃や汚れを取り除いても水漏れが発生するときには以下の原因が考えられます。

・ドレンホースの詰まり

・寒すぎてドレンホースが凍結している

・ドレンホースが石や植木鉢でうまく排水できていない

・ドレンホースが曲がりすぎていてうまく排水できていない

・ドレンホースの先端が水で浸かっている状態なのでうまく排水できていない

・エアコンそのものが傾いている

・エアコン内部が故障している

・冷媒ガスが不足していて熱移動がまともに出来なくなり結露が発生している

・気圧の差が発生している

全部厄介なのがですが、気がつかないとちょっと困るのが気圧の差でこれは新品のエアコンでも発生しがちなので注意しましょう。

というのも、窓を閉め切っていて24時間換気扇を回しているような家では外と中で気圧の差が発生するようになり、室内の気圧が低くなることで屋外にあるドレンホースが逆流して水が室内に入り込むというケースもあるのです。

これは気密性がとっても高い新築やマンションで発生しやすいので、新築かつ新しいエアコンで水漏れが発生しているという人は気圧差を考慮してみてください。

原因を調べてもわからない時の対処法


このように原因は色々とありますので、とりあえず色々と調べて見てください。

特に水漏れはドレンホース関連が原因となることが多いので、そちらから見ていきましょう。

そこに問題がないのならエアコンの設置とかエアコン内部の問題であることが考えられるので、とりあえずフィルターなどの掃除をしてみて様子を見てください。

それでもダメなら冷媒ガスが不足や故障が考えられるので、プロの業者を呼んだ方がいいでしょう。

基本的にドレンホースをどうにかすると治るケースが多いので、水漏れが発生したらいち早くドレンホースがどうなっているのかを確認してから再度エアコンの様子を見てください。

つまりが原因だと手が出せないこともありますが、そのときはホームセンターなどで売られている『ドレンつまり取りポンプ』があると簡単に対処が終わりますので本当におすすめです。

エアコン水漏れ修理業者の料金相場は?


エアコン水漏れ修理業者の料金相場は機種や水漏れの原因によってかなり上下します。

とりあえずの目安として1万円から2万円程度はかかると考えてください。

しかし、こういったエアコンの水漏れは高確率でドレンホース関連の何かが原因なので業者に頼む前にドレンホースがどうなっているのかを確認した方がいいでしょう。

ドレンホースの詰まりなどが原因で対策を業者がしたときでも5,000円程度はかかってしまうので、先に自分で対処できるかどうかを試した方がいいです。

今回の掃除で紹介したポンプもネット通販サイトなどを使うと1,000円から2,000円程度で購入できますので、修理費よりは安くなります。

少しでも節約したい方は是非とも購入しておいてもらいたいです。

エアコン水漏れ修理の業者の選び方は?


エアコンの水漏れが発生した時の業者選びのコツはアフターサービスや保証内容がどうなっているのかです。

口コミなどは多くの方が参考にしていると思いますが、担当する人によって評判の良し悪しはかなり変わってくるので、人によって変わってくる部分ではなく人によって変わらない補償内容やアフターサービスをしっかりと捉えることからはじめましょう。

この2つがどうなっているのかを確認して納得した後に、口コミがどうなっているのか、金額はどうなっているのかをチェックしてください。

賃貸の場合修理費用は誰が払うの?


これは壊れた状況によって変わってきます。

基本的に経年劣化などの自分で壊していない状態ならば修理費は貸主負担になることが多くなっています。

ただし水漏れを放置した結果、カビが発生したなどの被害に対する費用は住んでいる人側の負担になってしまうことが多いので注意してください。

まずはアパートや集合住宅などの賃貸物件でエアコン水漏れが発生したのなら管理会社か大家さんに連絡してどうしたらいいのかを確認するところからスタートしてください。

エアコンの水漏れを防ぐ方法は?


エアコンの水漏れを防ぐための方法は定期的にエアコン掃除をすることも大切ですが、やはりドレンホースを水が排水しやすい状態にすることが一番です。

特に、ゴミが入り込んで詰まってしまうとなかなか面倒なことになるので、300円程度で売られているドレンホースキャップを取り付けておくことを強くおすすめします。

新しい物件だとドレンホースに初期装備としてこういったキャップがついているケースもありますが、ついていないタイプの集合住宅などに引っ越しをした時は必ずチェックをしてキャップがついていないのならキャップをしてください。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回はエアコンクリーニング後の水漏れの対処法をまとめました。

一説にはエアコンの水漏れの原因の8割がドレンホースに関する何かとのことなので、水漏れが発生してしまったのならドレンホースを見に行ってください。

そこで何かが発生していたのならきちんと対処することで高確率で治ります。

ただし、詰まりだけは掃除機や専用のポンプなどを使わないとどうにもならないので注意してください。

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