エアコンのクリーニング用スプレーの種類と選び方!

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エアコン掃除

エアコンを自力で掃除するにはエアコン用のクリーニングスプレーを用意することになるのですが、色々と種類があるためどういった選び方をすればいいのかわからないという人も多いでしょう。

そこで、今回はエアコンのクリーニング用スプレーの種類と選び方について解説します。

名前によって種類や効果が大きく変わってくるので、どういった掃除をする予定なのかをしっかりと考えてクリーニング用スプレーを選んでください。

エアコンのクリーニング用のスプレーの種類と選び方!


参照URL:https://www.osoujihonpo.com/guide/aircon/121129-03

エアコン用のクリーナーは色々と種類がありますが、それらはどこを掃除するのかで区分けしています。

ここでは『フィンクリーナー』と『ファンクリーナー』と『フィルタークリーナー』と『ドレンホースクリーナー』について見ていきましょう。

フィンクリーナーは名前の通り上記画像のフィルターの下にある熱交換器を掃除するための道具であり、ファンクリーナーは熱交換器のさらに奥側、吹き出し口から見ても奥側にあるファンを掃除するためのクリーナーなのです。

フィルタークリーナーは簡単なエアコン掃除でいつも紹介される、取り外しが簡単なフィルターを掃除するためのクリーナーのことで、ドレンホースクリーナーは室外機側にあるエアコンの排水管を掃除するためのクリーナーになります。

このようにエアコンのどこを掃除するのかでクリーナーが変わってくるということをまずは意識してください。

フィンクリーナー


参照URL:https://item.rakuten.co.jp/copa/kch-003ag/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_117_0_10002089

フィンクリーナーはいわゆる熱交換器を掃除するためのクリーナーです。

熱交換器はいわゆるエアコンにおける空気の取り入れ口となっており、フィルターを除いて一番汚れやすい箇所でもあります。

放置していると汚れた空気を吸い込む家庭で埃や花粉やPM2.5など様々な汚れが蓄積されているので、そういった汚れを除去できるクリーナーが求められるのです。

このように汚れが溜まる箇所なのでクリーナーに求められる機能は『噴射力があるスプレー』になります。

特にジェットスプレータイプだと洗剤をわざわざ洗い流す必要が無いので、使い勝手はいいです。

ただし、洗剤が飛び散りやすいので養生は必須となります。

このタイプで人気のあるクリーナーは『エアコンクリーナーAg消臭プラス』です。

ファンクリーナー


参照URL:https://item.rakuten.co.jp/eternalshop4190/b0101wf600/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_117_0_10002089

ファンクリーナーは熱交換器よりも奥にあるため、しっかりと奥まで掃除できるようになっていないといけません。

そのため、『ノズル付きを選ぶこと』が大前提で、あとは『頑固な汚れを落とす』ためにもムースタイプのスプレーを選ぶことが推奨されているようです。

また、すすぎ剤のスプレーもセットになっているとより使い勝手がいいでしょう。

具体的には画像で紹介している『くうきれい エアコン送風ファン洗浄剤』がこの条件にマッチしています。

フィルタークリーナー


参照URL:https://www.amazon.co.jp/gp/product/B06XC98FQL/ref=as_li_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B06XC98FQL&linkCode=as2&tag=curama2019-22&linkId=c7ec31410f76a3970b6d193657ceb5a4&th=1

フィルターは取り外しして掃除できる箇所ですので、ノズルなどはそこまで気にする必要は無いでしょう。

求められるのはそれよりも『除菌効果やカビ除去効果』になります。

こちらの『フィルター洗浄スプレー』はフィルター洗浄スプレーはいわゆるそういった効果がある有名なクリーナーの一つです。

ドレンホースクリーナー


参照URL:https://item.rakuten.co.jp/a-vance-dairecto/4976508129429/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_117_0_10002527

ドレンホースのクリーナーは洗剤というよりはこういった詰まりなどを解消してくれるポンプが理想的です。

ドレンホースのつまりを解消するポンプは何かあったときに便利なので用意しておくといいでしょう。

掃除機でも吸い込ませることは可能ですが、水を吸い込んで故障するというケースが結構あるので、こういったポンプを用意した方がいいです。

エアコンのクリーニングでスプレーを使うときのやり方やポイント!

それでは具体的にクリーニング用スプレーを使った掃除方法を見ていきましょう。

ここでは、熱交換器を掃除するやり方を紹介します。

準備するもの

・エプロン
・マスク
・ゴーグル
・脚立や台座
・掃除用手袋
・掃除機
・バケツ
・スポンジ製のブラシ
・エアコン洗浄カバー
・フィン用のクリーナー(エアコンクリーナーAg消臭プラスなど)
・アルカリ電解水スプレー
・雑巾複数
・養生テープor布テープ
・養生用のビニール袋
・ゴミ袋
・バケツ
・新聞紙
・マイナスドライバー
・プラスドライバー

やり方

こちらの動画は『エアコン洗浄スプレーの使い方 エアコンの誤った洗浄は火災が起きます!』というタイトルで、エアコンをフィンを洗浄するタイプのスプレーを使って掃除するやり方を紹介しています。

文章で紹介するやり方もほとんど一緒なので、まずは動画を見てください。

フィン用のクリーナーをつかったエアコン掃除方法

①マスクや掃除用手袋を着用してエアコンのコンセントを抜く

②エアコンの掃除の邪魔になる家具や家電などは出来るだけ遠くに移動させる

③新聞紙や養生用のビニール袋を床などに設置して、窓を開ける

④フィルターやパネルやルーバーやカバーを取り外して、養生した部分に設置する

⑤外したフィルターなどは掃除機を使って汚れを吸い込み、パネルは雑巾やアルカリ電解水スプレーなどを用いて掃除する

⑥養生シートをエアコン後ろ壁全体に貼り付けて汚水が落ちてくるところにゴミ袋やバケツを設置する

⑦右側にある電飾品パーツや左側にある熱交換器などが濡れないようにそちらもしっかりと養生しておく

⑧エアコン洗浄カバーがあるのならカバーを設置する

⑨エアゾール缶フィン用のクリーナーを説明書をしっかりと確認し、エアゾール缶を強く上下に振る

⑩ストッパーを外して5cm程度離して平行にスプレーしていく

⑪10分ほど放置する、放置中にフィルターなどを掃除しておく

⑫コンセントを元に戻して仮運転する、ファンの余分な水分は除去すること

⑬外したパーツを元に戻す

⑭養生を全部除去して、移動させた家具は元に戻す

ポイント

・長期間洗っていないと、フィン用のクリーナーを使った後にドレンホースが詰まる可能性があるのでドレンホースクリーナーを用いてそちらの対応もしておくこと
・エアコンは機種やメーカーによって分解方法がかなり異なるので、掃除前に説明書で確認してから作業をすること
・分解したネジといった細かいパーツはなくしやすいので、小物入れなどを用意しておくこと
・電装部分を絶対に濡らしてはいけない、掃除前にしっかりと養生すること

エアコンの掃除にスプレーを使うときの注意点は?


エアコンの掃除に便利なスプレーを使うときの最大の注意点は、今回紹介したように色々と種類があること、そして種類ごとに注意点が必ず存在していることです。

使う前にそれらの注意点は熟読してください。

あとは、フィンやファンのスプレーを用いるときは電装部分を絶対に濡らしてはいけないということも強く意識してください。

電装部分が濡れると壊れます。

エアコンのクリーニングにスプレーを使うデメリット


エアコンのクリーニングに使うスプレーを使うデメリットは、こういったスプレーを使って完全に綺麗な状態にすることが素人ではやはり困難なこと、そして故障のリスクも高いということでしょう。

まず、エアコン用のクリーナーを使ってエアコン内部に洗浄液が残った状態になると使ったといにそれらの成分が空気中にまかれることになるので、健康被害が発生するリスクがあります。

そして、エアコンの洗浄におけるすすぎ残しによってカビが発生する可能性もあるので、掃除した結果むしろカビが生えて悪化するという可能性すらあるのです。

こういった問題から、掃除のプロの方々は使わない方がいいという指摘をよくしています。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回はエアコンのクリーニング用スプレーの種類と選び方について色々とまとめてきました。

エアコンのクリーナーはこのようにいくつかの種類がありますので、使う予定があるという方は用途を理解して選ぶことが重要です。

ただし、こういったクリーナーは使い方を間違えると大変なことになることが多いので、使い方や注意点などはしっかりと読んでから用いてください。

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