レンジフードのターボファンタイプの掃除方法とポイント!

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キッチン

レンジフードの掃除はある程度分解して行う必要がありますが、実はファンの違いによっても清掃方法が変わってきます。

今回はレンジフードのファンにおけるターボファンタイプの掃除方法について解説致します。

そもそも、ターボファンとはどのようなファンなのか、違いについても詳しく見ていきましょう。

大掃除で触れることの多い換気扇掃除ですが、自宅にあるファンタイプを理解した上で完璧な清掃を目指してください。

レンジフードのターボファンタイプの掃除方法!


参照URL:https://blog.goo.ne.jp/tbmamo/e/c1da3f123e22d2239abda361b2b419eb

まず、ターボファンとは上記の画像のように羽の数が少なく大きな羽が数枚付いているという形になっています。

この形は大量の羽があるシロッコファンとは大きく異なり、掃除の仕方も変わってくるので注意してください。

ただし、つけ置きする方法やファンまで分解する方法は一緒となります。

準備するもの

・油汚れ用洗剤
・酸素系漂白剤
・厚めのゴム手袋
・新聞紙
・雑巾
・ゴミ袋
・スポンジ
・柄の付いたブラシ
・ステンレスヘラ

※レンジフードによってはドライバーも必要

やり方

基本的なやり方はシロッコファンの掃除と似ています。

違うのはファンそのものの掃除の仕方です。

シロッコファンの分解掃除をやったことがある方は、ファンの掃除以外はそのままトレースしてもらってOKとなります。

ターボファンの掃除方法

①換気扇の説明書を読みどのように設置されているのか、取り外すにはどうしたらいいのかをまずは確認する

②レンジフードの奥側にある電源プラグを抜く、またはブレーカーを切る

③新聞紙をレンジフードの真下やパーツを置くところに設置して養生する

④フードカバーを固定している金具を降ろしてフードカバーを外す

⑤フィルターを外す

⑥カバー下側のねじを外してカバーを外す

⑦ファンが回らないように固定しながら真ん中の留め具を外す

⑧ファンを取り外す

⑨外した換気扇パーツ一式をゴミ袋を二重にした物に入れて、50℃程度のお湯と酸素系漂白剤を適量入れる

⑩1時間から3時間程度放置する

⑪モーターやコネクタ部分を掃除することになるので水で濡らさないように養生する

⑫油汚れ用洗剤を雑巾に浸透させてレンジフードの本体側を丁寧に拭き掃除していく、整流板などの大きなパーツもつけ置き洗いできないので油汚れ用洗剤と雑巾を使って洗っていく

⑬本体側の拭き掃除が終わったのなら、水で濡らして固く絞った雑巾で水拭きする

⑭乾いた雑巾で乾拭きする

⑮放置していたフィルターをスポンジやブラシを使って綺麗にする

⑯ターボファンもスポンジやブラシを使って綺麗にしていくが、油がしつこくくっついている場合はステンレスヘラなどを使って油を削り落としていく

⑰全体を丸洗いしたら乾いた雑巾で拭きとる

⑱パーツ全体を自然乾燥させる

⑲水気が残っていないか確認する

⑳取り外したパーツを元に戻す

㉑電源などを元に戻して終了

ポイント

・掃除を開始する前に、レンジフードの構造を確認するためにもきちんと説明書をよく読んでおくこと
・フィルターは上に引き上げた後に下向きに引っ張ると取りやすい
・カバーを固定しているねじはドライバーじゃないと外せないケースも多いので注意
・カバーを外すときに落ちやすいので抑えながら作業をすること
・カバーを元に戻すときにねじを忘れることがあるので要注意
・フードカバーを元に戻すときは穴と留め具がしっかりとはまるようにすること
・酸素系漂白剤は種類によって推奨される投入量が異なるので、酸素系漂白剤の説明書を必ず読んで投入量を決めること
・ゴミ袋を二重にしないと破れる危険性があるので、必ず二重にすること
・放置時間は汚れ具合によって変えること
・油は角に溜まりやすいので角は丁寧に掃除すること
・換気扇そのものの汚れが少ないのならつけ置きは不要で、外したパーツにキッチン用の洗剤をかけてスポンジで擦り洗いするだけでも十分
・ファンを外した後のドラム内部を掃除する時は、通電しているモーターを掃除することになるので必ず水がかからないように養生してから作業をすること

ターボファンタイプを掃除する時の注意点


ターボファンを掃除する時の注意点はその羽の形状にあります。

まず、ターボファンはシロッコファンと比べると羽の数が少なく一つ一つの羽が大きいです。

シロッコファンならばブラシで丁寧に擦り洗いするのが正解となりますが、ターボファンは一つ一つの羽が大きいのでブラシではむしろ掃除がし難いケースがあります。

また、しつこい汚れが発生してなかなか落ちない時もありますので、そういった状態ではステンレスヘラを使って汚れを削るといったやり方が推奨されるでしょう。

また、ファンを取り外して掃除をするということはレンジフード本体側のコネクタ部分やモーターの接触部分がむき出しになるので、絶対に濡らさないよう養生する必要があるのです。

レンジフードの掃除頻度はどのくらい?


レンジフードの掃除頻度は3ヶ月に1回程度と言われています。

ただし、汚れの原因が油になっているので料理をほとんどせず油も使わないという人ならばそれほど汚れないでしょう。

そういった人は頻度を落としても問題ないのです。

逆に、頻繁に油を使った料理をするという方は他の人達のレンジフードよりも汚れるスピードが速くなりやすいので掃除頻度も増やした方がいいでしょう。

実際に中華料理店などの油をたくさん使った料理を大量に作るようなお店では、レンジフード内部の油汚れはかなりの速度でひどくなってしまうのです。

汚れたままだとレンジフードはどうなる?


レンジフードの汚れを放置すると、まず換気性能が低下します。

換気性能が低下するので、嫌な臭いが籠もるようになって空気がよどみやすくなるでしょう。

また、レンジフードから油が垂れてくるケースもありますので引火する恐れもあります。

さらに注意すべき事は、ファンのそばで油の塊ができてしまいファンと接触するようになることです。

こうなると換気扇を動かす度に接触する音が聞こえるようになり、破損するリスクも出てきます。

どうしても汚れが落ちない時の対処法!


今回紹介した酸素系漂白剤を使った洗浄方法はかなり効果的なやり方なので、これでも効果がないのならばあまりにもしつこい汚れと判断してある程度無理矢理とってしまうことも考えた方がいいでしょう。

特に、ドラム内部の油汚れは放置期間が長ければ長いほどものすごいしつこい汚れに変質するので、ステンレスヘラなどを使って無理矢理油を削り落とすといった対応も必要になってきます。

レンジフードの汚れを予防する方法!


レンジフードの汚れを防止するには、油を使った調理を減らすか、追加でフィルターを用意して装着するのかの2択になります。

前者はちょっと難しいので一般的には後者を選択することになるでしょう。

追加のフィルターも色々とありますので、お好みで選んでください。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回はターボファンの掃除方法についてまとめました。

ターボファンは独特な形状をしているので、ブラシで擦るよりもヘラで削るといった作業が必要になるケースが多いのです。

ただし、シロッコファンよりも洗いやすいのでヘラをうまく使ってしつこい油汚れを撃退していきましょう。

シロッコファンだとマドラーなどを使って削るといった作業が必要になってきてしまいます。

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