セスキ炭酸ソーダは重曹と一緒で便利なアルカリ性洗剤として用いる人も多いでしょう。
今回は一般家庭でも当たり前のように用いられる様になったセスキ炭酸ソーダを使って電子レンジの汚れを掃除するやり方を紹介致します。
重曹やクエン酸を用いたやり方はよく紹介されますが、セスキ炭酸ソーダでは何か変わったことをするのでしょうか。
ついでにセスキ炭酸ソーダの掃除効果や電子レンジの汚れを放置することの危険性にも触れていきます。
セスキ炭酸ソーダで汚れた電子レンジを掃除するやり方とポイント!
重曹やクエン酸を使った電子レンジの掃除方法はよく採り上げられますが、セスキ炭酸ソーダはどのように使うのでしょうか。
準備するもの
・耐熱の計量カップ
・マイクロファイバー
・メラミンスポンジ
・ゴム手袋
・スプレーボトル
やり方
こちらの動画はセスキ炭酸ソーダを使って電子レンジを掃除する『【電子レンジ庫内掃除簡単綺麗】油汚れを除去/方法道具⇨セスキ水をレンチンして拭き取るだけ』という動画になります。
ここで紹介するやり方もこの方法に準拠しますので、参考にしてください。
セスキ炭酸ソーダを使った掃除方法
①耐熱の計量カップに水200mlにセスキ炭酸ソーダ大さじ1杯程度混ぜてセスキ炭酸ソーダ水を作る
②計量カップが耐熱では無い場合は耐熱のコップやボールに移し、レンジに入れて5分ほど温める
③温め終わったら蒸気を内部で拡散させるために20分ほど放置する
④放置時間はセスキ炭酸ソーダ水とマイクロファイバークロスなどを使って外側を掃除する
⑤放置が終わったらゴム手袋を着用してまだ温かいセスキ炭酸ソーダ水とメラミンスポンジを使って電子レンジ内部を綺麗にしていく
⑥内部の全体を拭き終わったら軽く水を含ませたマイクロファイバークロスで内部全体を拭く
⑦乾いたマイクロファイバークロスで拭いて終了
ポイント
セスキ炭酸ソーダを電子レンジに使うときの注意点
セスキ炭酸ソーダの注意点をまとめます。
セスキ炭酸ソーダの効果は?
セスキ炭酸ソーダはpH値が9.8のアルカリ性の性質があります。
重曹はpH8.4とかなり弱いアルカリ性なので、アルカリ性としての性質が求められる場面ではこちらの方が役立つでしょう。
具体的には皮脂汚れ・血液汚れ・食べ物の油汚れなど酸性の汚れ相手に効力を発揮してくれるので、日常の掃除に大活躍です。
衣類に付着した皮脂汚れを落とすために用いたり、キッチンの油汚れやお弁当箱の掃除まで色々と役立ちます。
鍋のコゲもアルカリ性という性質から落とせることは落とせますが、コゲはどちらかというと研磨力が求められますので重曹の方が良いでしょう。
セスキ炭酸ソーダはどこで購入したらいい?
セスキ炭酸ソーダは重曹やクエン酸と一緒でドラッグストア・スーパー・100均・ホームセンター・インターネット通販などどこでも購入が可能です。
個人的には出かけたくない人はインターネット通販で購入して、少しでも安く買いたい人は100均で購入すると良いと思います。
セスキ炭酸ソーダを使っても汚れが取れないときの対処法!
セスキ炭酸ソーダを使って汚れが落ちない場合に考えられるのが、洗剤としての性質が異なる・洗剤としての性質が弱い・性質に問題は無いが硬化時間が短いのどれかが当てはまります。
たとえば、相手が水垢やカビだった場合はセスキ炭酸ソーダでは性質から考えて効力を発揮することができないので、クエン酸や塩素系漂白剤を用意しないといけません。
放置しすぎてしつこい油汚れが相手の場合はセスキ炭酸ソーダでは弱い可能性が有り、その時はセスキ炭酸ソーダを多めに溶かしたセスキ炭酸ソーダ水を用いるか、pH値が高めのアルカリ電解水を用いてみましょう。
また、洗剤としての性質が問題ない場合でも洗剤に触れている時間が短い故に効果が出にくい場合は、キッチンペーパーなどにセスキ炭酸ソーダ水を含ませて貼り付けて密着させ、さらに放置するといったやり方をすると良いでしょう。
電子レンジの汚れを放置するとどうなる?
電子レンジの汚れを放置するとコゲや汚れを放置することに繋がります。
さらに汚れを放置するとカビが生えてしまうでしょう。
このように汚れを放置すると不衛生な環境で食べ物を温めることになるので、カビの胞子を口に含むことになります。
これは非常に不衛生です。
また、コゲや汚れを発意すると電磁波を遮り続ける形になるので電子レンジの暖まり方が弱くなってしまいます。
さらに気をつけたいことが汚れに電磁波が集中しすぎると、火が出て火事に繋がるリスクがあることです。
オススメの掃除頻度はどのくらい?
電子レンジの掃除は1週間に1回以上行っている人が多いです。
なので、一つの基準として1週間に1回程度行うと良いでしょう。
個人的にもこれで問題ないと思います。
汚れを防ぐオススメの方法!
電子レンジは使えば使うほど汚れてしまうので対処方がほぼありません。
なので、掃除頻度を増やすのが正解でしょう。
幸いにして電子レンジを掃除しやすくする掃除道具は色々と出てきていますので、そちらを活用してください。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は電子レンジの掃除方法をセスキ炭酸ソーダを用いたバージョンで紹介しました。
電子レンジの掃除方法はこのようにセスキ炭酸ソーダを使ったやり方もあれば、クエン酸や重曹やアルカリ電解水を使ったやり方もありますので、その中で家にあるものを使って上手くやりくりすると良いでしょう。
基本的にカビ以外ならばこれらのやり方で落とせますので、定期的に実行して綺麗な電子レンジをキープしてください。
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