トイレ掃除の適切な頻度はどのくらい?汚れを放置するとどうなる?

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トイレ掃除

トイレを清潔に保つには、どれくらいの頻度で掃除をするとよいのでしょうか。

家族構成や使用回数がそれぞれの家庭で違うため、一概には言えませんが、一週間に一回の頻度で掃除をするのがお勧めです。

週一回の掃除の頻度を「面倒」と思うか「以外と少なくてラッキー」と思うかは人それぞれですが、一つだけ確実に言えることは、トイレ掃除をする間隔が空けば空くほどトイレの汚れは頑固になり、なかなか落とし切れなくなるということ。

そうすると余計に掃除をする気が失せてしまい先延ばしに、なんてことになりかねません。

そこで今回は、トイレ掃除の適切な頻度について解説します。

また、汚れを放置するとどうなるのかについても、合わせてご紹介していきます。

トイレ掃除の適切な頻度はどのくらい?


トイレ掃除の適切な頻度は、一週間に一回と言われています。

汚れやすい便器や便座はもちろんのこと、便座の蓋、床、壁、棚、タンク外部、タンク内部など、隅々まで綺麗に仕上げる「きちんと」掃除を行いましょう。

さらに、上記の「きちんと」掃除に加えて、毎日の「サッと」掃除を行うとなおよいと言われています。

トイレは毎日必ず使いますし、家族が多いほどその使用頻度は多くなります。

いくら一週間に一回の掃除でピカピカにしても、翌日にはすでに汚れがついていますし、それが3日後、5日後となれば汚れがどんどんと溜まっていきます。

それを避けるには、トイレを使用した後に汚れを「サッと」拭き取る、気になった場所を「サッと」掃除する習慣を身につけ、汚れを溜め込まないようにするのがよいでしょう。

トイレ掃除の頻度の決め方!


トイレ掃除は一週間に一回の「きちんと掃除」と、毎日の「サッと掃除」の組み合わせが理想と言われていますが、一人暮らしと大家族では、必然的にトイレの使用回数が変わるため、必ずしも同じである必要はないのでは?と思いますよね。

仕事をしている一人暮らしの方の場合、自宅のトイレを使う回数が限られているので、毎日の「サッと掃除」をしていれば、一週間に一回の「きちんと掃除」ができなくても、10日や二週間に一回の頻度でも綺麗を保つことができます。

一方で家族の人数が多く、なおかつその中に男性がいるとトイレは汚れやすくなります。

男性がいるとトイレが汚れやすいのは、立って用を足す方が多いからです。

このような場合は、毎日の「サッと掃除」だけでは落とし切れない汚れが溜まっていくため、一週間に一回の「きちんと掃除」との組み合わせで、綺麗な状態を維持する必要があるでしょう。

トイレの汚れを放置するとどうなる?


トイレの汚れを放置していると、トイレに入るたびに嫌な臭いに悩まされることになります。

汚れの原因の一つである尿石にはアンモニアが含まれているため、放っておくと雑菌が繁殖し、鼻にツンとくるアンモニア臭を発生させるからです。

尿石は頑固な汚れのため、掃除をしても落ちにくく、臭いがずっと残ってしまう可能性があります。

また、こびりついた汚れが剥がれ落ちると、配管を詰まらせてしまうことがあります。

配管詰まりの修理を業者に依頼した場合、修理代に7,000~15,000円ほどかかります。

便器を解体することになれば、それ以上に修理代がかさむこともあります。

たかが汚れと思っていると、思わぬ問題に直面することがあるため、日ごろから汚れを溜めないようにこまめに掃除しておくのがよいでしょう。

トイレ掃除の頻度を減らす方法!

汚れはすぐに拭き取る

トイレを使用後、汚れに気付いたらトイレ用クリーナーなどですぐに汚れを拭き取りましょう。

これだけで汚れが溜まりにくくなり、綺麗な状態を維持しやすくなります。

また、トイレに入ったタイミングでどこか一ヵ所を軽く拭き掃除する習慣をつけるのもお勧めです。

「今はタンクの外側」「次は棚の上」というように、トイレ全体ではなく一ヵ所のみを拭き掃除するようにすると、汚れが溜まりにくくなります。

男性には座って用を足してもらう

立って用を足すと、尿が便器に溜まっている水で跳ね返り、便器や便座、床、壁などを汚してしまいます。

床や壁についた汚れはつい見過ごしてしまいがちなので、気付いた時には臭いがしたり、尿石がついて落としにくくなっている場合があるため、汚れをつけないように予防することが大切です。

トイレ掃除をする箇所はどこ?


トイレ掃除は掃除をする箇所と順番が大切です。

ここでは、トイレ掃除の箇所と順番について解説していきます。

タンク

トイレ掃除は汚れが多い(雑菌が多い)ところを最初に掃除するのが基本になります。

トイレであれば便器で該当しますが、その前にタンクから掃除を始めて、上から下へと掃除していくのがよいでしょう。

タンクのレバー部分はつい見逃してしまいやすいところですが、雑菌が多くついているのでしっかりと拭くようにしましょう。

便器のふた

タンクの掃除が終わったら、次に便器のふたを拭き掃除します。

外側はもちろん、便器に近い内側も隅々まで拭いて下さい。

便座

便座の部分も裏側は便器と触れる部分になり、尿石がつきやすいところです。

尿石は黄ばみの原因になるだけではなく、嫌な臭いの元や、こびりついた汚れになります。

また、便器との繋ぎ目の部分も汚れが溜まりやすいので、外して拭き掃除をして下さい。

便器

便器につく主な汚れは尿石と黒ずみです。

どちらも放置してしまうと、こびりついた汚れになり、簡単に落とすことができません。

便器は水が流れているので、汚れに気付いた時にブラシなどで落としておけば、後の掃除が楽になります。

汚れが落ちない時は強く擦らず、トイレ用クリーナーやトイレットペーパーに洗剤を沁み込ませ、汚れにつけて少し時間を置いて下さい。

ウォシュレット

ウォシュレットのノズルには自動洗浄機能がついていますが、自動洗浄では水が流れるだけなので、水垢や尿石、カビと言った汚れがつきやすくなります。

掃除の際にはノズルを引き出し、トイレ用クリーナーなどで拭き掃除を行って下さい。

壁や床

便器の掃除が終わったら、次に壁や床の広い範囲を拭き掃除します。

壁や床には飛び散った尿がついていることがあるので、忘れずに掃除しましょう。

特に便器の周囲は念入りに掃除を行って下さい。

また、便器と床の隙間にも汚れが溜まりやすくなっているので、トイレ用クリーナーをしっかりと当てて拭き掃除を行いましょう。

ドアノブ

ドアノブには雑菌や皮脂汚れがついています。

皮脂汚れにはアルカリ性の洗剤を使うと、汚れ落ちがよくなります。

換気扇

トイレの換気扇はキッチンの換気扇に比べて汚れが目立ちにくいため、長期間放置されやすく、気付いた時には大量のホコリが溜まっていることがあります。

トイレは湿気が高い場所なので、ホコリが溜まっていると雑菌が繁殖しやすく、カビの原因になります。

一般的なトイレ掃除のたびに毎回換気扇を掃除する必要はありませんが、定期的にホコリを取り除き、年に一回はルーバー(目に見えるフィルターの部分を外して、中までしっかりと掃除をして下さい。

まとめ

トイレ掃除の適切な頻度は週一回ですが、家族構成に伴うトイレの使用回数などで変わってきます。

あくまでも週一回は目安として、汚れや臭いが気になる時はそれよりももっと早い周期で掃除を行うのがよいでしょう。

また、トイレ掃除を行う時は上から下、汚れのひどい場所から周囲を掃除するようにすると、掃除が切っ掛けで雑菌が飛び散ってしまうのを防ぐことができます。

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