洗面台のガラスはガラス裏収納もあるため頻繁に触ることも多く、汚れるスピードもかなり早めです。
そこで、今回は洗面台のガラス(鏡)の簡単掃除方法とポイントを具体的に紹介していきましょう。
そもそもこういった汚れを防ぐことは可能なのか、掃除をしてもなかなか落ちない汚れに遭遇したときはどうしたらいいのか、掃除の頻度は具体的にどれぐらいが理想的なのかなど洗面台の鏡と汚れにまつわるお話もいろいろとしていきます。
洗面台のガラス(鏡)の簡単掃除方法とポイント!
洗面台のガラスの掃除方法はいろいろとありますが、ここではその中でも比較的簡単なやり方を紹介します。
準備するもの
・マイクロファイバークロス
・ゴム手袋
やり方
こちらの動画は『【コツ伝授】洗面鏡をピカピカに拭き上げる簡単掃除術!』というタイトルで、洗面台のガラスを掃除している動画となります。
やっていることはとってもシンプルで、アルカリ洗剤を塗布したマイクロファイバークロスで窓ガラスを拭いて洗い流したら終了、これだけです。
ここで紹介するやり方もその方法に準拠します。
洗面台のガラス(鏡)の簡単掃除方法
①マイクロファイバークロスを水で濡らし、洗剤を塗布する
②洗剤を塗布したマイクロファイバークロスで円を描くように磨く
③水で濡らしたマイクロファイバークロスで同じように拭く
④乾いたマイクロファイバークロスで拭いて水気を飛ばしたら終了
ポイント
洗面台のガラス(鏡)を掃除する時の注意点
洗面台のガラスを掃除する上での注意点もまとめていきましょう。
まず意識したいのが鏡の表面を傷つけないようにすることです。
鏡の表面は比較的脆く傷つきやすいため、鏡をこすりすぎたり、硬いものでこすると傷がつくことがあります。
なので、掃除する際は柔らかい布や紙巻きタオルなどで優しく拭くようにしましょう。
これはコーティングされている鏡も一緒で、傷つけるとそのコーティング剤が剥がれてしまう可能性があるため要注意です。
メラミンスポンジやクレンザーで汚れを落とすやり方も推奨されていますが、これは鏡を高確率で傷つけるかコーティング剤を剥がす原因となるので最終手段にしてください。
次に意識したいのは水垢や汚れを落とすために適切なクリーナーを使う事です。
水垢や汚れが気になる場合は、専用の鏡用クリーナーや、重曹・お酢・洗剤などを使って汚れを落とすことができます。
ただし、使うクリーナーによっては鏡の表面を傷つけることがあるため、使用前に注意書きを確認しましょう。
また、しつこい水垢が相手の時は酸性洗剤を重点的に使ったり、指紋汚れが相手の時はアルカリ洗剤を使うといった使い分けも重要です。
あとはフレームや周辺部分も掃除する意識を持ってください。
鏡だけでなく、鏡の周辺にあるフレームや壁面も汚れやすいため、一緒に掃除することをおすすめします。
水やクリーナーがフレーム部分に入り込まないように注意しましょう。
洗面台のガラスの掃除頻度
洗面台のガラスの掃除頻度は、使用状況や環境によって異なりますが、洗剤を使った本格掃除は1週間から2週間に1回程度が目安となります。
水垢予防や指紋予防のために行う簡単掃除は毎日が理想的です。
ただし、髪を染めるなどの特別な作業を行った場合は、その都度すぐに掃除することが望ましいです。
また、汚れが目立つ場合は、頻度を増やすことも必要でしょう。
汚れを防ぐオススメの方法!
汚れを防ぐ方法は正直そこまで多くありません。
まずは洗面台を清潔に保つ事を心がけてください。
洗面台周りを清潔に保つことで、鏡に付着する汚れを減らすことができます。
特に、洗面台の水滴を拭き取る習慣をつければ鏡の汚れるスピードは格段に落ちます。
ほかには防曇剤やコーティング剤を使うことで、鏡に水滴が付着するのを防ぎ、汚れの付着を防止することができます。
防曇剤やコーティング剤にはいろいろと種類があり、スプレータイプのものや、クリームタイプのものがありますので使いやすいものを見つけて活用しましょう。
お風呂場の鏡ならスチームクリーニングを活用するというやり方もありますが、洗面台ではあまり使えない手法です。
ちなみに、こちらはシャワーを浴びるときに、湯気で鏡に薄い水膜ができるのを予防する効果があるのです。
とにかく、毎日簡単にでもいいので水滴や指紋を拭き取ってしつこい汚れにしないのが重要になります。
あとはシャワーヘッドをミネラル成分を抑えられるタイプに変えるというやり方もありますが、基本的にシャワーヘッドの交換はお風呂場用の可能性が高いので、この方法もあまり現実的ではないでしょう。
掃除をしても汚れが落ちない時の対処法
鏡は様々な汚れが集まっているので、なかなか汚れが落ちない状態になってしまうことも多々あります。
指紋による汚れならアルカリ電解水などのアルカリ性洗剤を使って拭き掃除を行えば落ちる可能性は高いでしょう。
問題は水垢です。
水垢は放置しすぎるとケイ酸カルシウムやケイ酸ナトリウムといったケイ酸系の水垢が付着するようになります。
この水垢は鏡の素材と相性が良いので、放置しすぎるとくっつきます。
一度くっついてしまうと非常に落としにくい汚れに変質してしまうので、今回紹介した方法でも落ちないでしょう。
そうなってくると、最適解は『茂木和哉 水アカ洗剤』のような専用の水垢洗剤を正しく用いるか、メラミンスポンジかクリームクレンザー削るというやり方になってきます。
後者のやり方だとかなり簡単にしつこい水垢汚れも落とすことができますが、高確率でコーティング剤を剥がして鏡を傷つけることになるでしょう。
一体化している汚れ相手にできることは少ないので、多少の傷は我慢するしかないという考え方ももろんあります。
前者の専用洗剤を使うというやり方ですが、これは正しいやり方をしないと効果が出にくい部分があるので、ネット通販サイトでも多くの方々に「効果が出ない!」とか「水垢が落ちない!」といった低評価をつけられているのです。
正しいやり方をすればかなり効果を発揮してくれるので、きちんと注意書きや取扱説明書を読んで用いてください。
基本的には予洗いをして表面の汚れを落とし、しっかりと塗り広げてからラップをするというやり方をすれば効果を発揮してくれる可能性は高いです。
予洗いをしないと洗剤成分がきちんと汚れにくっついてくれないので、効果を発揮しにくくなります。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は洗面台のガラス(鏡)の簡単掃除方法とポイントを紹介しました。
鏡はあっさりとした汚れならば簡単に落とせるのですが、しつこすぎる汚れが相手だとなかなか落とせないのでキツいです。
特に、シリカスケールになってしまった水垢が相手だと通常の洗剤では手も足も出ないことが多々あります。
そういった状態になってしまったのなら、多少の傷は覚悟してメラミンスポンジかクリームクレンザーを使うことも選択肢に入れてください。
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