クエン酸と重曹を合わせてキッチンの排水溝の掃除をするやり方!

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キッチン

いつものお掃除の共であるクエン酸と重曹ですが、この2つを使えばちょっとしたキッチンの汚れはあっさりと落とせます。

今回はクエン酸と重曹を合わせてキッチンの排水溝の掃除をするやり方について簡単に解説しつつ、そもそもクエン酸の掃除効果はどういったものだったのか、クエン酸と重曹を組み合わせたやり方は本当におすすめなのかも考えて行きましょう。

クエン酸を使っても汚れが落ちない時はどうしたら良いのかも考察します。

クエン酸と重曹を合わせてキッチンの排水溝の掃除をするやり方!

それでは具体的に重曹とクエン酸を組み合わせたキッチンの排水溝掃除のやり方について見ていきます。

かなり簡単なので気になる方は実戦してみましょう。

準備するもの

・重曹
・クエン酸
・50〜60℃のお湯
・ゴム手袋
・スポンジ
・古歯ブラシ

やり方

基本的なやり方はこの動画の通りなので、文字で追いかけるのが苦手という人は動画で確認してください。

重曹とクエン酸を使って排水溝を掃除するやり方

①ゴム手袋を着用してからスポンジや古歯ブラシを用いて排水溝周りのゴミをある程度除去する

②重曹を適量排水溝に振りかける、動画では重曹1カップで取り外したパーツにもかけている

③かけた重曹の半分ぐらいの量になるように調整したクエン酸を50℃から60℃程度のお湯に溶かして排水溝全体にかけていく、動画では200mlのお湯にクエン酸を小さじ2杯入れてクエン酸水を作っている

④泡立ちが発生するので5分から30分程度放置する

⑤放置が終わったら排水溝全体をスポンジや古歯ブラシを使って擦り洗いしていく、パーツの汚れもこのときに擦り洗いする

⑥50℃から60℃程度のお湯を使って洗い流して終了

ポイント

・重曹を用いる量は汚れ具合によって変わるので具体的に数字にするのは難しい、満遍なく重曹をかけられる量が適量なので使用者が適時対応すること
・放置時間も汚れ具合によって変わってくるので、自分で見て判断すること
・クエン酸と重曹をセットで用いると発泡する作用があるがこれは有毒ではないので安心すること
・重曹は使う前にある程度かき混ぜた方が良い、放置期間が長いと固まってダマになってしまう
・本来ならば熱湯を使う方が掃除効果は高いが、キッチンの排水管はそこまで熱湯に強くないのでお湯を用いるようにすること
・あんまりにも汚れがひどくカビまで見受けられるような状態ならば塩素系漂白剤が推奨されるが、塩素系漂白剤には使う際に色々と注意点があるのでそちらをきちんと確認すること

クエン酸を使うときの注意点は?


今回の掃除では重曹とクエン酸をセットで運用することになります。

なので、クエン酸の注意点と一緒に重曹の注意点も見ていきましょう。

クエン酸の注意点

・コンクリートや鉄や石材など相性が悪い素材があり、それらに用いると素材を痛める可能性があるので使い処を間違えないようにすること
・クエン酸を用いるときはお湯に溶かして用いるが濃度を上げることでより効果が出る
・濃度を上げすぎると皮膚に与える影響なども大きくなるので、安易に濃度を上げてはいけない
・クエン酸のような酸性洗剤を塩素系漂白剤と同時に使うと有毒ガスが発生するので併用してはいけない
・クエン酸を使った後にきちんと洗い流していないと洗剤成分が残ってしまうので、その残った洗剤成分と塩素系漂白剤が反応するケースもあるのでキッチンやお風呂場のように塩素系漂白剤もクエン酸も使うような場所では徹底的に洗い流すこと

重曹の注意点

・重曹は研磨作用がありその作用を用いて掃除することもあるが、意識しないで用いると傷だらけにする可能性があるので要注意
・ワックスを塗っているところで擦り洗いすると削り取ってしまうので要注意
・皮膚への影響はそこまで大きくないがゼロではないので要注意
・大理石やアルミなど相性の悪い素材もあるので変色が発生しないように注意すること
・重曹は長期保存しやすいが重曹ペーストや重曹水にしてしまうと長期保存が出来なくなるので作りすぎないこと

クエン酸の掃除効果はどのくらいある?


クエン酸は性質を表すpH値で2から3程度の数値を示す酸性に該当します。

この再生の性質がアルカリ性の汚れや臭いに対しての中和作用をもたらしてくれるので、アルカリ性の汚れに対して非常に役立ちます。

特にわかりやすいのが洗剤カスや水垢といった汚れで、これらの汚れはクエン酸がかなり効果的です。

つまり、キッチンやお風呂場やトイレといった水を使う場所で大活躍する性質があります。

ただし、皮脂汚れや油汚れなどの酸性汚れには効果が薄いのでそれらの汚れを落とすには重曹やセスキ炭酸ソーダや酸素系漂白剤などの酸性洗剤を用いて対応することが出来ます。

簡単な汚れならばどちらの性質であったとしても中性洗剤で落とすことも出来ます。

クエン酸と重曹を組み合わせるのがオススメ?


これは非常に議論になっています。

筆者もどのように判断して良いのかかなり難しいのですが、色々と調べた限りでたどり着いた結論が『万能の効果があるように紹介されているがそんなことはなく、掃除作用は薄いがゼロではない』になります。

たとえば、こちらの『クエン酸と重曹を混ぜても実は意味がなかった?!【資源の無駄遣いです】 – Tosh Land』を見てください。

この記事の内容を一言でまとめると『重曹とクエン酸を混ぜても汚れは落ちない、意味ないから止めるべき』となります。

確かに、化学反応的な要素からその作用を見てみるとそれぞれの性質を打ち消し会う中和反応が発生して、二酸化炭素が生じて泡立つという仕組みになっているのはよくわかります。

二酸化炭素に汚れを浮き上がらせる作用があるとは思いませんので、そういった化学反応だけを見ると効果はほとんどないのでしょう。

しかし、この化学反応が発生すると反応が発生している場所に50℃から60℃程度の熱が発生するので、この熱が効果的なのでしょう。

排水溝の主な汚れとなっているぬめりはいわゆる雑菌の集合体であり、こういった雑菌は熱に弱いです。

そのため、お掃除にも50℃から60℃程度のお湯を使うことが各所で推奨されています。

化学反応で発生する熱も雑菌に対して上手く作用してくれるので、動画のように綺麗に汚れが落とせるようになっているのでしょう。

なので、熱が効果的な汚れに対して用いるのならば発泡させるのも個人的にはありかなと考えています。

参照 クエン酸と重曹を混ぜても実は意味がなかった?!【資源の無駄遣いです】 – Tosh Land(https://m-tosh.hatenablog.com/entry/baking-acid

クエン酸を使っても汚れが落ちない時は?


今回の発泡作用を用いても上手く汚れが落ちない時は、塩素系漂白剤かパイプクリーナーを使ってみましょう。

この2つとも強力な洗剤なので、ちょっとした汚れならば確実に落とせます。

特に、パイプクリーナーは排水溝汚れの特効薬的な作用がありますので、しつこい汚れにも効果を発揮してくれるでしょう。

掃除頻度はどのくらいがオススメ?


掃除頻度は1週間に2回か3回程度が理想です。

これは普段のキッチン掃除の推奨頻度と一緒なので、キッチンの掃除とセットで排水溝の掃除もするという流れになっているのでしょう。

あまり掃除が出来ないという方でも1週簡に1回は掃除をしましょう。

キッチンの排水溝を掃除していないとどうなる?


キッチンの排水溝の掃除をサボると大量に雑菌が発生してしまいます。

この雑菌が厄介で、増えすぎると水道を使って水を出したタイミングで飛び散り、調理中の食材に付着する可能性があるのです。

その結果食中毒になるといったトラブルもあるので、本当に綺麗にしたい場所なのです。

さらに放置すると虫まで集まってしまう場所になってしまいます。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回はクエン酸と重曹を合わせてキッチンの排水溝の掃除をするやり方についてまとめました。

クエン酸と重曹をセットで使い、発泡させることに関してはたびたび議論になり意味がないからしない方が良いと指摘する人もかなりいます。

YouTuberなどの動画投稿サイトでも意味がないと断言する人もいるのです。

しかし、そこで発生する熱による作用は確かにあると思いますので、効果ゼロではないと筆者は考えています。

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