オキシクリーンを使ったレンジフードの掃除方法とポイント！

オキシクリーンを使った洗浄は基本的にオキシ漬けを行うことになります。

いわゆるオキシクリーンを使った放置方法となりますので、放置できる場所の確保が重要になるでしょう。

準備するもの

・オキシクリーン
・ドライバー
・キッチンペーパー
・洗い桶や大きめのバケツ、大きめのビニール袋
・歯ブラシ
・スポンジ
・ゴム手袋

やり方

こちらの動画はオキシクリーンを使ってレンジフードを綺麗にしている動画となります。

油汚れを落とす方法としても簡単なやり方なのでぜひ覚えて活用してもらいたいです。

オキシクリーンを使ったレンジフード掃除の方法

①レンジフードの説明書を読み、解体方法がどうなっているのか、レンジフードの材質は何なのかを確認する、アルミホイール製品ならばオキシクリーンは使ってはいけない

②ドライバーなどを使ってしてから解体する

③洗面台などのプロペラなどの部品を配置するところに、40℃から60℃のお湯1リットルとオキシクリーンスプーン1杯の割合になるように投入する

④用意したオキシ溶液の中に分解した部品を投入する

⑤3時間程度放置する

⑥用意したオキシ溶液にキッチンペーパーや雑巾などを浸して、レンジフードのプロペラなどを取り外した掃除しやすくなっている部分を磨いていく

⑦プロペラなどの取り外した部分がどの程度汚れが落ちているのかを確認する、汚れている箇所があったのなら歯ブラシやブラシなどで磨き洗いする

⑧シャワーで丁寧に洗い流す

⑨乾いた雑巾で拭いて水気を除去する

⑩外した部品を元に戻して終了

ポイント

・オキシクリーンを使った放置時間は汚れ具合によって大きく異なるので要注意

・オキシクリーンは塩素系漂白剤に比べるとまだましですが、それでも人体に対する影響力は高めなので使うときはゴム手袋をきちんと着用すること

・緩んだ汚れは洗うだけでは取れないケースが多々あるので、使い古した歯ブラシやスポンジなどで擦り洗いすること

・レンジフードの形状によっては解体方法などがことなるので、作業前に説明書を読んでどのように解体するのかをチェックすること

・動画では洗面台を水が流れない状態にしてから活用しているが、あの方法を実行できる人はあの方法でOKとなる、ただし放置している間は洗面台を使えなくなるので要注意

・材質がアルミ製の換気扇や塗装がはげそうな換気扇には使えない、これらの換気扇には中性洗剤を使って洗うしかない

レンジフードのオキシクリーンを使う時の注意点

酸素系漂白剤であるオキシクリーンにはいくつかの注意点がありますので、それらを守って使用するようにしてください。

・オキシクリーンは密封容器への詰め替えはNG、オキシクリーンは常に微量の酸素を放出しているため密閉している容器に入れるのは非常に危険

・シルクや革製品にオキシクリーンは使ってはいけないがアルミ製の換気扇とも相性が非常に悪いので材質チェックは必ず行うこと

・塗装がはげている換気扇にオキシクリーンを使うと隙間からオキシクリーンが入り込んで塗装が余計に剥がれるようになってしまうので要注意

・オキシ溶液は作り置きできないので使い切ること

・オキシクリーンを使った後は成分が残らないように丁寧に水洗いすること

・40℃から60℃で使うと効果的だが熱湯で使うのはNG

・水とオキシクリーンを混ぜて使うことが基本となるが、その際には容器に顔を近づけてはいけない

・保存をするときは直射日光が当たらないように注意すること

・使っている時に皮膚に付着してしまったときはすぐに水で洗い流すこと

・オキシクリーンが皮膚に付着したときの影響は大きいので使う時はゴム手袋などを必ず着用すること

そもそもオキシクリーンでレンジフードを掃除しても大丈夫？

オキシクリーンでレンジフードを洗っても問題ないのですが、アルミ製のレンジフード相手には使えないので要注意。

また、塗装が落ちかけているレンジフード相手に使うと余計に塗装が落とされてしまうので使わない方がいいでしょう。

オキシクリーンが使えないレンジフードは？

オキシクリーンを使えないレンジフードはアルミ製のレンジフードと塗装が剥がれそうなレンジフードです。

これらのレンジフードには絶対に使ってはいけません。

オキシクリーンの掃除効果

オキシクリーンは効果の高い酸素系漂白剤です。

アルカリ性として強い性質がある洗剤なので、酸性汚れに対してかなりの効力を発揮します。

たとえば汗・皮脂・泥汚れ・ワイシャツの黄ばみ・洗濯槽の汚れ・食品のシミ・血液などの汚れにも強いため洗濯に使うこともできるでしょう。

また、油汚れに強く皮脂汚れなどにも効果がありますので油汚れが集まりやすいキッチンでも有効活用することができるのです。

特に、換気扇は油を吸い込むことで油汚れだらけになってしまいますのでオキシクリーンとも相性が良くなっています。

レンジフードの汚れの原因は？

レンジフードが汚れる原因は油汚れと埃の2つです。

まず、キッチンで揚げ物をすると油で汚れた蒸気を換気扇が吸い込むことになるので油汚れが蓄積するようになります。

また、タバコを吸う人がいるのなら煙草の煙も汚れの原因となってくるでしょう。

こういった汚れに埃が絡まることでヘドロ状の汚れになりなかなか落とせない状態に変質してしまいます。

レンジフードの汚れを放置しているとどうなる？

レンジフードの汚れを放置するとまず、空気の通り道としての機能が低下します。

レンジフードに油汚れが蓄積するとファンのハネの隙間も埋まってしまうので空気を効率よく排出できなくなります。

また、ハネそのものに汚れが溜まることで重くなって回転スピードが落ち、効率が落ちるというケースもあるでしょう。

また、油汚れはゴキブリの餌となるのでゴキブリが発生する可能性が高まってしまいます。

さらに油汚れが蓄積すると、その汚れが積み重なってファンにぶつかってしまうようになり、最終的には破損してしまう危険性もあるのです。

どうしても汚れが落ちない時は？

今回紹介した酸素系漂白剤を使った掃除のやり方はかなりしつこい油汚れも落とすことができます。

しかし、これでも落とせないような汚れが相手ならヘラやいらなくなったポイントカードなどを使ってある程度柔らかくしてから削るといったやり方を用いるといいでしょう。

また、外せない部分の汚れがひどくて落とせないときは油汚れを落とす用の洗剤とキッチンペーパーを使って汚れに貼り付け、さらにラップで覆って30分程度放置するというやり方が推奨されます。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回はレンジフードの油汚れを酸素系漂白剤の1つであるオキシクリーンを使って、綺麗に汚れを落とすやり方を紹介しました。

レンジフードの掃除は大変なものがありますが、オキシクリーンを使ってのつけ置きならばそこまで手間暇はかかりませんので、定期的に行ってもらいたいです。