セスキ炭酸ソーダを使った壁紙の汚れ落としの方法と注意点!

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壁紙(クロス)掃除

重曹よりもアルカリ性が強いセスキ炭酸ソーダはしつこい油汚れといった日常的な掃除箇所相手に大活躍してくれます。

今回は、このセスキ炭酸ソーダを使って壁紙の汚れ落としの方法と注意点を紹介しましょう。

掃除のやり方としてもかなり簡単なものとなりますので、綺麗な部屋をキープしたいけどできるだけ簡単なやり方を知りたいという方は必見です。

セスキ炭酸ソーダを使った壁紙の汚れ落としの方法!

基本的にやることは重曹の時と変わりません。

そちらの掃除方法をすでに把握しているという方は置き換えて用いてください。

準備するもの

・ゴム手袋
・セスキ炭酸ソーダ(粉タイプでも水タイプでもどちらでもok)
・スプレーボトル(粉タイプなら)
・メラミンスポンジ
・マイクロファイバークロス
・キッチンペーパー

やり方

こちらの動画はキッチンの壁紙汚れを落とすためにセスキ炭酸ソーダとキッチンペーパーを使って貼り付けてから汚れを落とすというやり方を紹介しています。

このやり方はかなりわかりやすいので参考になるでしょう。

しつこい汚れが発生している場所は同様のやり方で綺麗にしていきます。

セスキ炭酸ソーダを使った壁紙の汚れ落としの方法

①粉タイプのセスキ炭酸ソーダを用意した方は、水500mlと小さじ1杯のセスキ炭酸ソーダをスプレーボトルに入れて混ぜてセスキ炭酸ソーダ水を作る

②用意した雑巾(ここではマイクロファイバークロス)にセスキ炭酸ソーダ水を噴射して、壁全体を拭く

③しつこい汚れが発生している場所にはキッチンペーパーを貼り付けて、その上からセスキ炭酸ソーダ水を噴射して密着させる

③10分程度放置する

④放置が終わったら水で濡らした雑巾で丁寧に壁全体を拭く、それでも落ちない場所にはメラミンスポンジでこすり洗いしておく

⑤乾いたマイクロファイバークロスで壁全体を拭いて終了

ポイント

・家中の壁紙全体を掃除するとなるとかなりの量のセスキ炭酸ソーダ水を用意することになるので要注意
・セスキ炭酸ソーダはそこそこpHが高めなので、直接手で触らないようにすること
・セスキ炭酸ソーダは誤って口に入ってもほとんど影響が出ないというのがポイント
・メラミンスポンジを使うときは十分に濡らしてから用いること
・汚れがひどいときはキッチンペーパーにセスキ炭酸ソーダ水を噴射して密着させることで汚れが落としやすくなるが、より効果を上げたい場合はラップで覆ってさらに密着させること
・水分が足りないメラミンスポンジは使っている時にキシキシと音が鳴るので音を意識すること
・メラミンスポンジは壁紙には使えるがフローリングの床には使えないので、壁紙の下の方を掃除する時はフローリングの床に接しないように注意すること
・同じメラミンスポンジを再利用するときは、濡らしたまま保管するのではなく乾燥させてから保管することで長持ちするのでオススメ

セスキ炭酸ソーダを使う時の注意点!


セスキ炭酸ソーダの注意点はいくつかあります。

まず意識してもらいたいのが、重曹と比べるとよりアルカリ性としての性質が強いという点です。

重曹水を使っているという方はゴム手袋をしなくても特に支障は無いと思います、しかしセスキ炭酸ソーダ水となると直接触った後に皮膚に何らかの影響が出る可能性があるのです。

なので、直接触るのはやめましょう。

次に意識してもらいたいのがアルカリ性であるということで、皮や畳などの天然素材やアルミ素材や銅などの素材には使えないという点です。

特に、キッチンなどで掃除をする時は結構セスキ炭酸ソーダ水がミスト状になって飛び散るので、そういった素材に付着する可能性が出てきます。

キッチンの壁紙掃除に使うときでも、あまり飛び散らないように意識してから対応しましょう。

セスキ炭酸ソーダでどんな汚れが落ちるの?


セスキ炭酸ソーダはアルカリ性の洗剤として用いられます。

具体的には油汚れ・皮脂汚れ・襟元の汚れ・血液汚れといった汚れに対して使うことができるでしょう。

人が動く範囲ではどうしても酸性汚れが生じやすいので、セスキ炭酸ソーダは効果的に用いることが可能なのです。

壁紙に発生しやすい汚れは埃・手垢・料理油・落書き・カビ・ヤニが多いのですが、その中で落書きとカビ以外ならばセスキ炭酸ソーダでも対応できるでしょう。

壁紙を掃除する時に注意すること!


壁紙掃除をする時に注意しなければいけないことは大きく分けて5つあります。

ほかの記事でも紹介していますが、今回も当てはまるので流用しましょう。

・壁紙の材質によって掃除方法が変わる、一部素材は濡らすこと自体がNGなので要注意
・ペットや小さなお子さんがいるのなら絶対に洗剤成分は残さない方がいい、口に入ることを考える
・壁紙のつなぎ目から水分が入ってしまうと壁紙が浮き上がってくるので要注意
・強くこすりすぎると破れる可能性があるので要注意
・スイッチやコンセントを濡らさないようにすること

この5つです。

これに集合住宅であることや天井掃除であることなどが追加されると、注意点が増えたり減ったりします。

あくまでも、今回はセスキ炭酸ソーダを用いた壁掃除なのでこの5つを押さえれば十分でしょう。

まず、壁紙の材質ですが水を吸収するタイプだと今回の掃除はできません。

一般的な壁紙はビニールクロスタイプであり、そういった壁紙ならば今回紹介した掃除方法は問題なく実行できます。

セスキ炭酸ソーダは口に入っても胃酸と中和されるのでそこまで悪影響はないと思いますが、念のためペットや小さなお子さんがいるという方は洗剤成分を残さず掃除しておいたほうがいいと思います。

つなぎ目についてもほかの掃除方法と同じで、そのつなぎ目にはいらないようにつなぎ目と平行を意識して掃除しましょう。

こすり洗いについてはどのタイプの壁紙でも一緒で、やり過ぎると破れます。

特に、メラミンスポンジを使ってこすり洗いをするときが一番傷つける可能性が高いので要注意です。

スイッチやコンセントの対応もほかの壁掃除と一緒であり、とにかく濡らさないように意識して対応してください。

セスキ炭酸ソーダを使っても綺麗にならない時は?


今回の掃除方法はセスキ炭酸ソーダと汚れを密着させるというやり方を採用しています。

このやり方は結構強力で、しつこい油汚れでも高確率で落とせるのです。

これでも落ちなかったという人は、放置時間を延ばすかもう一度同じ掃除を繰り返してください。

それで汚れが薄くなっているのなら効果があるので、何度か繰り返せば綺麗になります。

全く綺麗になっていないというのなら、相手がカビだったり落書きだったりする可能性が高いので塩素系漂白剤を用意するかメラミンスポンジなどで削るといった対応が必要になってくるでしょう。

掃除頻度はどのくらいがオススメ?


推奨掃除頻度は1ヶ月に1回程度です。

ただし、油汚れが多発しやすいキッチンのように汚れやすい壁紙もありますので、そのときは掃除回数を増やして対応しましょう。

壁紙の汚れを防ぐオススメの方法!


壁紙の汚れを防ぎたいという人は、以下の4点を意識してください。

・できるだけ粘着テープなどを使って貼り付けしない
・直射日光が当たらないようにする
・換気をして埃が溜まらないようにしつつ、湿気をため込まないようにする
・オーブンレンジや電子レンジといった高熱になるものは壁から距離をとる

粘着テープについては時間が経過してから剥がすととても面倒な跡になるので、できるだけ使わない方がいいです。

直射日光については当たり続けると色あせや劣化が発生するので意識しましょう。

換気については埃の溜まり具合が大きく変わってきますし、湿度が高い部屋はどうしてもカビなどの被害が出るので対策としてはかなりオススメできます。

家電については熱を発するタイプが壁に近いと汚れやすくなるので、これを防ぐためにも推奨しています。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回はセスキ炭酸ソーダを使った壁紙の汚れ落としの方法と注意点についてまとめました。

セスキ炭酸ソーダはかなり効果的に使える掃除道具ですが、それだけアルカリ性の性質が強いので扱うときは注意しましょう。

肌が弱い人は特設触ると肌荒れなどのトラブルが出やすいので、作業前にゴム手袋は必須です。

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