排水溝を掃除しないと思うタイミングは色々とありますが、それが決定的となる瞬間は虫の発生でしょう。
今回は排水溝からコバエが出てきたときの掃除方法やポイントについて簡単に解説致します。
コバエが発生してしまったのならどうしたらいいのか、排水溝を掃除する時の注意点は何なのか、そもそもどうして虫が発生するのか、予防するにはどうしたらいいのかも見ていきましょう。
掃除をしても何故かコバエが出てくるときの対処法も考えて行きます。
排水溝からコバエが出てきたときの掃除方法やポイント!
排水溝から虫が出てきたときの対処法は動画付きで解説しているものがありますので、まずはそちらを確認してください。
短い動画なので確認も安易です。
準備するもの
・ゴム手袋
・アルミホイル
・スポンジ
・割り箸
・バケツや桶
やり方
こちらの動画は『排水口 コバエ退治 ヌメリとりプラス 3錠入り』を使って簡単に掃除している様子です。
これだけなので、より具体的に排水溝を掃除する方法を紹介します。
排水溝の虫退治
①換気扇を回して窓を開ける
②ゴム手袋を着用する
③蓋などのパーツを取り外し、大きなゴミは除去する
④用意した『排水口 コバエ退治 ヌメリとりプラス』を排水溝に投入する
⑤2時間ほど放置する
⑥アルミホイルを3cm程度に丸めたものをゴミ受けの部分に設置してひとまず作業終了
ポイント
排水溝を掃除するときの注意点
排水溝を掃除する時の注意点もいくつかあります。
まず、排水管はそこまで頑丈ではないので無理に掃除することが出来ません。
無理に奥まで掃除しようとすると排水管そのものを傷付けてしまう可能性があるので注意してください。
また、排水管はそこまで熱に強くないので熱湯は使えないことも覚えておきましょう。
60℃から70℃程度までなら耐えられるという意見もあるけど、配管にダメージが入っているかどうかは確認できないので40℃程度のお湯が限度と考えた方がいいです。
あとは、使う洗剤によって人体にも影響があるものも多いので使用する時はゴム手袋が必須になります。
今回紹介した洗剤もそこそこ強力な作用があるので、使う時はゴム手袋を着用して用いるようにしてください。
塩素系漂白剤を使う必要があるのなら、さらに下準備が必要なので注意しましょう。
排水溝からコバエが出てくる原因は?
そもそも排水溝からコバエが出てしまう原因は排水溝が汚れていることにあります。
特にヌメリが発生している状態や生ゴミが大量にある状態で放置するとコバエが発生する確率がアップします。
こういった虫は不潔な環境をとにかく好むので、掃除をサボって雑菌や細菌が大量発生しているような環境は高確率でコバエが発生します。
排水管にはトラップと呼ばれる害虫が入ってこられないように水が溜まっている箇所があるのですが、それすらも突破するコバエがいるという事はそれだけ汚れているかどこかに卵があることが推測できるのでより注意しなければいけません。
発酵した果実といった汚れが放置されているとコバエ以外にも害虫がかなりよってきますし、生ゴミやヌメリを放置するとそれらをエサにしてどんどん増えてしまうのでとにかく掃除を定期的にしないといけないのです。
虫が発生したのなら自分たちの掃除が足りていないと考えた方がいいと思います。
コバエを予防するオススメの方法!
コバエを予防する方法はシンプルで、とにかく清潔な環境をキープすることです。
先ほど記載したように生ゴミやヌメリといった汚れを放置することで害虫が集まってしまうので、こういった汚れやゴミはしっかりと除去する習慣をつけてください。
忙しすぎてあまり掃除する時間がないという方は、そもそもキッチンの排水溝が汚れない状態にすることも考えた方がいいでしょう。
たとえば、油汚れはなかなか落ちにくく掃除も面倒な状態になりやすいので、油汚れが発生したら排水溝に流すのではなくキッチンペーパーでふき取るといった習慣をつけるようにするといいでしょう。
これだけでも排水溝の汚れるスピードがかなり異なります。
また、アルミホイルを丸めてゴミ受けに設置することで金属イオンによる細菌繁殖を予防する作用が働くので、アルミホイルを活用することもおすすめです。
あと、筆者の個人的な体験談なのですが一人暮らしで調理することもなくほとんどお惣菜や弁当を買って食べているという人は排水溝を一切使わないというやり方もありだと思います。
筆者も掃除をできる限り減らしたかったので、使わない箇所は一切使わないようにしていました。
これをすると捨てるゴミがどうしても増えるので環境的にはどうかという指摘もありますが、部屋の中が汚れる確率がアップするよりはましだと思います。
排水溝のオススメの掃除頻度は?
今回紹介した『排水口 コバエ退治 ヌメリとりプラス』を使ったやり方は、すでにコバエによる被害が発生してしまっている状態でする掃除方法であり、頻度も決まっていません
こうならないように定期的に掃除する必要があるのです。
まず、キッチンの排水溝の掃除頻度は1週間に2回か3回程度が推奨されています。
ただし、これはキッチンの使用状況によって大きく異なってくるので注意してください。
家族が多くて弁当やお料理をたくさん作るという家庭はそれだけキッチンの排水溝が汚れるスピードも速くなりますので、掃除頻度も増やしましょう。
逆に一人暮らしで外食主体でありキッチンの排水溝は手を洗うときぐらいしか使わないという人は、汚れる確率もかなり下がりますので1週間に1回程度あっさり掃除すれば十分でしょう。
排水溝から出てくるコバエを放置していると?
排水溝から出てくるコバエを放置するとどんどんコバエが増えます。
害虫であるコバエはかなりの速度で増殖しますので、室内が虫だらけになってしまうでしょう。
この環境は非常に不衛生なので、そうなる前に対処することを強く推奨します。
食べ物を買ってきても虫がたかるような不衛生な環境で調理しないといけないので、何らかの病気になるリスクすらあります。
掃除をしてもコバエが出てくるときの対処法!
今回推奨したやり方でもコバエが出てくるということは、どこか繋がった排水管内部でコバエの卵が大量繁殖している可能性があります。
そのときは、キッチンの排水溝以外にお風呂場や外の排水溝に繋がっている箇所にも洗剤を用いてください。
それで除去できる可能性があります。
それでもダメなときはプロの業者に依頼しましょう。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は排水溝からコバエが出てきたときの掃除方法やポイントを紹介しました。
簡単な錠剤を使って放置するというとってもあっさりとした方法ですが、これがかなり効果ありとのことなので試してみるといいでしょう。
しかし、害虫が出るということはそれだけ汚れているという証明でもありますのできちんと掃除して綺麗な環境を保つという意識を持った方がいいです。
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