身体を清潔にするためのお風呂場はちょっとでも手入れを怠るとスゴイスピードで汚れていく場所でもあります。
そこで、今回はお風呂場の中でも天井に注目しお風呂場の天井を掃除する方法と注意点そしてお風呂場の天井を掃除する上で役立つ道具や洗剤を紹介いたします。
お風呂場の天井が掃除しにくいという人は便利な掃除グッズをそろえるところからスタートしましょう。
お風呂の天井の掃除方法とポイント!
お風呂の天井の掃除はその前段階の準備が重要で、行ってしまうと怪我のリスクが高まってしまうので注意してください。
準備するもの
・ゴム手袋
・ゴーグル
・マスク
・フード付きレインコート
・塩素系漂白剤
・中性洗剤
・スポンジ
・Jブラシ
・マイクロファイバークロス
・掃除機
・ドライシートやお掃除シート
・伸縮可能なペーパーモップかシャンパー
やり方
こちらの動画は『浴室の換気扇&天井のお手入れ方法【風呂掃除②】』というタイトルで、天井の換気扇の掃除を含めた掃除方法を紹介している動画となります。
まずはこの動画に即したやり方から見ていきましょう。
それとは別のやり方も紹介します。
動画に即したお風呂の天井と換気扇掃除の方法
①ゴム手袋・ゴーグル・マスク、可能ならフード付きレインコートも着用する
②浴槽のヘリに立つために濡らしたタオルを敷いておく、ヘリに立つのが怖いなら安定性のある踏み台を用意すること
③換気扇のカバーを外す、両サイドのバネ2本で固定しているタイプならカバーを真下に引く⇒隙間ができるのでそこに指を入れてバネを抑える⇒バネを抑えた状態で引っ張るという手順で対応する
④換気扇カバーを洗う、まずは水で落ちる汚れをJブラシで除去しスポンジに中性洗剤をつけてJブラシと併用して洗うこと、最後は水洗いをして綺麗にした後に綺麗なタオルで水拭きして最後はマイクロファイバークロスで乾拭きする
⑤換気扇本体側をJブラシと細いノズルを装着した掃除機を使って綺麗にする、ただし内部の汚れが激しい場合は換気扇の解体も考えること
⑥換気扇本体の埃をある程度除去したら汚れている部分を中性洗剤を少し漬けたタオルで優しく拭き、固く絞ったタオルで水拭きして最後は乾拭きする
⑦換気扇のカバーを元に戻す
⑧シャンパーを水で濡らして中性洗剤をして馴染ませる
⑨天井にシャンパーを使って満遍なく洗剤を塗布する、細かいところはJブラシで綺麗にする
⑩水拭きする
⑪綺麗な水でタオルを洗ってもう一度水拭きする
⑫マイクロファイバークロスで乾拭きする
カビが生えてしまった場合の天井掃除のやり方
①ゴム手袋・ゴーグル・マスク、可能ならフード付きレインコートも着用する
②床掃除にも使う伸縮可能なペーパーモップにドライシートやお掃除用シートを貼り付けてシートに中性洗剤や塩素系漂白剤を塗布する
③ペーパーモップに装着したシートを使って洗剤を天井に満遍なく塗りつける
④10分程度放置する
⑤シャワーである程度洗い流す
⑥ペーパーモップに水で濡らしたお掃除用シートかドライシートを貼り付けて天井を拭く
⑦ペーパーモップにドライシートを装着して乾拭きして水気を取る
⑧掃除が終わったら片付けて換気扇を回してしっかりと換気する
ポイント
お風呂の天井を掃除する時の注意点
お風呂掃除で絶対に意識してもらいたいことは、液だれと足場の2点です。
まず、天井に洗剤を塗布すると液だれが発生する可能性があるので皮膚に付着しないようにレインコート・マスク・ゴーグル・ゴム手袋は必須となります。
液だれを防ぐためには直接塗布するのでは無くお掃除用シートなどに塗布してから天井に塗りつけるといった対応が必要になります。
また、天井を拭く作業を伸縮可能なペーパーモップなどを使わないで対応する場合はどうしても足場が必要になるのでお風呂場にある椅子は絶対に用いないでください。
不安定なので転倒するリスクがあります。
そして、塩素系漂白剤を用いる場合はクエン酸のような酸性洗剤と同時に用いることで有毒ガスが発生してしまうので取り扱いには注意しましょう。
お風呂の天井を掃除する理由
お風呂の天井をリビングや和室などの部屋と違って優先的に掃除しないといけない最大の理由は浴室は湿気がこもりやすいので天井に水滴が付きやすくカビの発生確率が非常に高いということです。
黒かびが発生すると胞子が天井から降り注ぐようになり人体への悪影響が生じるようになってしまいます。
このような健康被害が発生する前にきちんと対策することが重要なのです。
天井の掃除頻度はどのくらい?
天井の掃除頻度は人によって意見がばらばらですが、見た限りだと1ヶ月に1回は掃除した方がよいという声が多いです。
お風呂は家族の使用状況によって汚れの具合がだいぶ変わってくるので、黒かびが少しでも発生していると感じた場合は1ヶ月に1回という考えは一旦捨てて直ぐにでも対応しましょう。
お風呂の天井掃除に必要な道具や洗剤
お風呂の天井掃除で役立つ道具は色々とありますが、個人的に必須級だと感じているのが『Jモップ』『伸縮可能なペーパーモップ』『マイクロファイバークロス』です。
マイクロファイバークロスは同じような性質のスポンジもありますので、そちらを用いてもいいでしょう。
洗剤は上の画像にもあるように『バスマジックリン 泡立ちスプレー』や『カビキラー』などの洗剤がおすすめです。
お風呂の天井についた汚れの原因は?
お風呂の天井についている汚れの原因は水垢や黒かびです。
お風呂の天井はどうしても水蒸気によって水滴が溜まりやすい状況になっているので、水垢が発生しやすく水垢を放置するとどうしても黒かびが発生するようになってしまいます。
水垢が主体の場合は酸性洗剤を用いればほとんどの汚れが落とせるのですが、黒かびになってしまうと酸性洗剤では効果が薄くなる塩素系漂白剤が必須となってしまいます。
汚れを放置するとどうなる?
汚れを放置すると先ほど解説したように天井に水垢が発生してさらに放置すると黒かびが発生するようになります。
黒かびが発生すると天井から黒かびの胞子がばらまかれるようになるので、本来なら身を清める場であるお風呂場が不衛生な場所となってしまうのです。
どうしても汚れが落ちない時はどうしたらいい?
どうしても汚れが落ちない場合は、塩素系漂白剤をしっかりと塗布して放置することが重要です。
天井だと液だれが怖いのでシートに塗布した状態で天井に洗剤分を塗りつけるようにしてください。
それでも汚れが落ちない場合はプロに依頼しましょう。
天井に汚れがつかないようにするための予防法!
天井に汚れが付かなくするには湿気対策をすることが重要です。
水蒸気が溜まるとどうしても水滴ができて水垢や黒かびといったトラブルに発展しやすいので、換気扇を活用してお風呂を使わないときは湿気がこもらない状態にしてください。
また、塩素系漂白剤等を使った天井掃除を本格的にするのは1ヶ月に1回だとしても伸縮可能なペーパーモップを使えば天井掃除もかなり簡単なので頻度を上げて水拭きや乾拭きをしてあげるのも重要です。
お風呂クリーニングの料金相場
お風呂のクリーニング基本料金相場は13,000円から20,000円となります。
ただし、この基本料金に基づいた作業内容が業者によって多少異なっているので料金だけで判断するのは止めましょう。
また、業者によってオプションコースの充実度も変わってくるのでどこまでやってもらいたいのかを考えた上で選んでもらいたいです。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回はお風呂の天井掃除の方法を紹介しました。
お風呂場の天井はヘリに立つのはちょっと危ないので、やはり踏み台を用意しておくことが重要です。
また、伸縮可能なペーパーモップを用意しておくと天井の掃除作業もだいぶ楽になるので必ず用意しておきましょう。
ただし、液だれの可能性がありますのでマスクやゴーグルを必ず着用した上で作業するようにしてください。
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