マンションのベランダの排水溝の掃除方法と注意点やポイント!

スポンサーリンク
ベランダ

マンションのベランダは一軒家のベランダとは異なり、掃除をするとなると色々と制約があります。

今回はマンションのベランダの排水溝の掃除方法と注意点やポイントについて詳しく解説しつつ、ベランダの排水溝の掃除をサボったらどうなってしまうのか、掃除頻度はどの程度が良いのかも見ていきましょう。

また、どうしても汚れてしまうベランダの排水溝の汚れを防止する方法は存在しているのかも調べていきます。

マンションのベランダの排水溝の掃除方法!


マンションタイプの家でベランダ掃除をする時には色々と注意点があるので、それらを意識しながら掃除をしないといけません。

準備するもの

・重曹
・クエン酸
・新聞紙
・ちりとり
・ほうき
・ブラシ
・メラミンスポンジ
・ゴミ袋
・軍手やゴム手袋
・計量カップ
・水

やり方

やり方は基本的には掃き掃除をしてチリや埃を除去して、排水溝の汚れを落とすというものになりますが、ちょっとしたコツやおすすめの方法を交えて紹介しますので見ていきましょう。

マンションなどの集合住宅でベランダを掃除する方法

①ある程度大きな汚れは軍手やゴム手袋を着用して手で除去する

②水で濡らした新聞紙を細かくちぎってゴミが発生している箇所を中心にばらまく

③ほうきで新聞紙を巻き取るように汚れを履き、ちりとりで除去する

④排水溝近辺は汚れがひどいので、汚れがひどい箇所を中心に重曹をふりかけて水500mlとクエン酸を混ぜたクエン酸水を注いでいく

⑤重曹とクエン酸が反応して泡立ってくるので、汚れが浮き上がったのを確認したらブラシで擦り洗いしていく

⑥ブラシで擦り洗いしながら水ですすいで汚れを洗い流す

⑦頑固な汚れが発生しているのならメラミンスポンジで擦り洗いしていく

⑧擦り洗いした後は水で洗い流して終了

ポイント

・風が強い日に新聞紙をちぎってばらまくと吹き飛んで面倒くさいことになるので、風立つ強い日にはやってはいけない
・排水溝はカバーを被せたタイプとカバーがないタイプが存在するが、カバーがあるタイプは大きなゴミは手である程度除去してカバーがないタイプは入り込んだゴミを手を突っ込んで除去する必要がある
・排水管内部にゴミが詰まっている状態では手で除去するのが困難なのでラバーカップやワイヤーブラシなどを活用して掃除すること
・汚れがそこまでひどくないのなら、掃除機で埃などを吸い込んでもかなり綺麗に出来るのでおすすめ

マンションのベランダの排水溝を掃除するときの注意点!


マンションの掃除をする時は集合住宅特有の注意点もあるので、それらを意識して作業しないといけません。

ここを無視すると近隣住民とのトラブルに発展しかねないので気をつけましょう。

・パイプクリーナーを使ってベランダの排水溝のつまりは解消できないことがほとんどなので要注意
・ベランダの排水管は塩化ビニルを使っている可能性が高く、無理矢理硬い物で押し込むように突っつくと破損する可能性があるのでつまっているからと無理矢理解消するのは危険
・ベランダの詰まりをなんとか自力で解消したい人は先端を丸めて刺さらなくしたワイヤーなどを使って作業する事を推奨する
・ベランダ掃除をサボっているとかなりの土埃が溜まっているので掃除をする時に飛び散る可能性が高い、作業をするときはマスクをした方がいい
・周辺に埃がかなり舞うことがあるため作業をするときは近隣に迷惑をかけてしまう可能性あり、風の強い日や洗濯物を出すときに掃除をするとベランダにいる人達に迷惑をかける可能性がさらに高まるので時間帯や状況に注意すること
・ベランダの排水溝の詰まり解消作業は結構な音がするので、作業前に近隣や階下に連絡をしておくこと
・排水管内部の汚れをかき出す作業は汚れが飛び散ってしまう危険性があるので、新聞紙やビニールシートなどで養生した方が安全

ベランダの排水溝を掃除しないとどうなる?


ベランダの排水溝を掃除していないと詰まります。

この詰まりによって水が流れなくなるため、それに従ったトラブルが多発するのです。

たとえば、雨が降ってもベランダの水を排水することが出来なくなるので溜まった水が室内に入ってくる可能性が出てきます。

また、ベランダの劣化そのものが進んでいる状態で排水溝が詰まってしまうと亀裂や隙間が発生していることも多くなり、そういった場所から水が漏れて階下に流れ落ちてしまい大惨事になってしまうケースがあります。

基本的にこういったトラブルをマンションは防ぐための加工、いわゆる防水処理がされているのですがこの防水処理もずっと効果があるものではなく築年数が経過するごとに薄れていくので、亀裂や隙間があると水漏れが発生してしまうのです。

これは高確率で近隣トラブルの要因となってしまいますので、こうなる前に対処することが理想となっているのです。

掃除頻度はどのくらいがオススメ?


ベランダ掃除の推奨頻度は簡単なゴミ取り程度の掃除ならば2週間に1回程度が推奨されています。

特に落ち葉が多くなるシーズンで、葉っぱが入り込むようなマンションならば掃除頻度を増やした方が良いです。

今回紹介したようなある程度本格的な掃除は3ヶ月に1回程度は行った方が良いと思われます。

詰まってからでは遅いので、詰まる前に掃除しておくことが推奨されているのです。

一軒家での排水管の詰まりトラブルも慌てることになりますが、集合住宅だと近隣住民への被害に繋がってしまうので定期的に掃除する意味も大きくなっています。

ベランダの排水溝の汚れを予防する方法は?


ベランダの排水溝の汚れを予防する方法はそこまで多くありませんが、存在します。

まずやってもらいたいのがカバーやフィルターを用意して装着することです。

排水溝にカバーが付いているタイプでも、目の細かいフィルターに交換するといった対応をすることでゴミの混入を防げる可能性が高まります。

他にも排水溝全体を覆うようなカバーを取り付ける事が出来れば、掃除もしやすくなりますし排水溝の詰まりが発生する確率は落ちると考えられるのです。

後は、ベランダにプランターなど色んなものが置いてあると掃除しにくい状態になってしまうので、必然的に掃除頻度が下がり汚れやすくなるのも問題です。

余計な物や使っていない物は片付けてください。

ベランダは避難経路に指定されているケースもありますので、何かあったときに困ることすらあります。

どうしても綺麗にならない場合の対処法!


ベランダの排水溝まではある程度掃除することが可能ですが、排水管内部の掃除はなかなかできません。

どうしても綺麗にならないときはやはり業者に依頼して掃除してもらった方が良いと思います。

汚れがとれずにイライラしてしまい、下手に掃除して排水管を破損してしまうことの方が大問題になりますのでそうなる前にプロに依頼しましょう。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回はマンションのベランダの排水溝の掃除方法と注意点やポイントについて紹介しました。

集合住宅での排水溝トラブルは近隣住民を巻き込んだトラブルに発展しかねないので、できるだけ詰まる前に解消することを意識してください。

作業内容そのものは比較的簡単なので、一度掃除をしてみるとどれだけシンプルに出来るのかがわかります。

試してみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました