桜島フェリーは、鹿児島港と桜島港を結ぶ約15分のフェリーです。2025年10月1日から24時間運航は終了しており、現在は4:00〜23:30の運航となっています。徒歩で乗る場合の普通旅客運賃は大人250円・小児130円です。
初めて利用するときに特に覚えておきたいのは、定期航路の運賃は旅客・車両とも桜島港で支払うという点です。鹿児島港から桜島へ向かう場合は先に乗船し、桜島港で下船後に支払います。桜島港から鹿児島港へ向かう場合は、乗船前に桜島港で支払います。
この記事では、現在の運航時間、徒歩での乗り方、料金、支払い方法、車での利用、鹿児島港へのアクセス、混雑時の確認方法まで、鹿児島市船舶局の公式情報を中心に整理します。
桜島フェリーは現在24時間運航ではない
桜島フェリーは以前24時間運航していましたが、鹿児島市船舶局は2025年10月1日から0時〜3時台の便を停止しました。現在の案内では、運航時間は4:00〜23:30です。
インターネット上には現在も「24時間運航」とする案内が残っている場合があります。利用するときは、運航主体である鹿児島市船舶局の初めてご乗船の方へと定期航路の時刻表を優先して確認してください。
| 項目 | 現在の案内 |
|---|---|
| 運航区間 | 鹿児島港〜桜島港 |
| 所要時間 | 約15分 気象・海況により約20分の場合あり |
| 運航時間 | 4:00〜23:30 |
| 運航日 | 年中無休 |
着岸してから実際に下船するまでは、さらに2〜3分ほどかかる場合があります。最終便付近を利用する場合は、時刻表を確認して余裕を持って移動しましょう。
徒歩で乗るときの流れ
鹿児島港から徒歩で桜島へ渡る場合は、鹿児島港フェリーターミナル2階の乗船口から、そのまま乗船します。定期航路の運賃は桜島港で支払うため、通常は鹿児島港側で先に普通旅客運賃を支払う流れではありません。
- 鹿児島港フェリーターミナル2階の乗船口へ進む
- 案内に従ってフェリーへ乗船する
- 約15分で桜島港へ到着する
- 下船後、桜島港の改札で運賃を支払う
反対に、桜島港から鹿児島港へ向かう場合は、桜島港フェリーターミナル3階の乗降口へ進み、桜島港の改札で運賃を支払ってから乗船します。桜島港では出港時刻の30秒前に乗船を締め切る案内があるため、ぎりぎりの到着は避けましょう。
徒歩で乗る場合の料金は大人250円・小児130円
普通旅客運賃は片道で、大人250円、小児(1歳〜小学生)130円です。大人に同伴する小学校就学前の子どもは、同伴する大人1人につき1人まで無料となります。
| 区分 | 片道運賃 |
|---|---|
| 大人 | 250円 |
| 小児(1歳〜小学生) | 130円 |
障害者等の割引や回数券、コンビニで購入できる割引券などもあります。条件が当てはまる場合は、桜島フェリー公式の運賃案内で最新条件を確認してください。
支払いは現金のほかクレジットカード・交通系ICなどに対応
桜島フェリーでは、現金のほか、ラピカ、クレジットカード、各種電子マネーを利用できます。クレジットカード・電子マネーを利用する場合は、改札や料金所の係員へ申し出ます。
| 支払い方法 | 主な対応 |
|---|---|
| 現金 | 利用可 |
| ラピカ | 旅客運賃などで利用可 |
| クレジットカード | JCB、VISA、Mastercard、AMEX、Diners、Discover、銀聯 |
| 交通系電子マネー | Suica、SUGOCA、ICOCA、PASMO、nimocaなど |
| その他の電子マネー | nanaco、WAON、Edy、QUICPay |
電子マネーのチャージはフェリーの利用施設ではできません。残高が不足しないよう、事前にチャージしておくと安心です。
鹿児島市電ではSuica・SUGOCAなどの全国共通交通系ICカードを使えませんが、桜島フェリーでは対応しています。市電から乗り継ぐ場合は、支払い方法が異なる点に注意してください。市電で鹿児島港方面へ向かう人は、鹿児島市電の乗り方と支払い方法まとめも参考にしてください。
車で乗る場合は先着順、普通の乗用車は予約不要
桜島フェリーは自動車ごと乗船できます。鹿児島港・桜島港とも、車で利用する場合は航送車両入口から入り、係員の誘導に従って乗船します。
乗用車の乗船は先着順で、通常は予約不要です。観光バスのみ予約制度があります。車に同乗している人も乗車したまま乗船でき、航行中は客室へ移動できます。
車両航送運賃は車長で決まり、運転手1人分の旅客運賃が含まれます。同乗者は別途旅客運賃が必要です。
| 車長 | 片道運賃 |
|---|---|
| 3m未満 | 1,280円 |
| 3m以上4m未満 | 1,700円 |
| 4m以上5m未満 | 2,350円 |
| 5m以上6m未満 | 2,630円 |
| 6m以上7m未満 | 2,940円 |
| 7m以上8m未満 | 3,720円 |
| 8m以上9m未満 | 4,530円 |
| 9m以上10m未満 | 5,530円 |
| 10m以上11m未満 | 6,540円 |
| 11m以上12m未満 | 7,500円 |
一般的な軽自動車クラスは3m以上4m未満、普通車クラスは4m以上5m未満が目安として公式案内にも示されていますが、実際の料金区分は車検証の車長で確認してください。
また、長さ12m超、高さ3.8m超、幅2.5m超、車両総重量25t超の車両は乗船できません。一般的な乗用車では問題になりにくい条件ですが、大型車や特殊な車両は事前確認が必要です。
鹿児島港フェリーターミナルへのアクセスと駐車場
鹿児島港側の桜島フェリーターミナルは、鹿児島市本港新町4-1にあります。鹿児島中央駅から公共交通で向かう場合は、市電「水族館口」で下車して徒歩約5分、またはバス「水族館前」で下車して徒歩約1分が公式案内の目安です。
鹿児島港フェリーターミナルには専用駐車場はありません。車を置いて徒歩でフェリーに乗る場合は周辺の有料駐車場を利用します。隣接する県営有料駐車場は、公式案内では1時間まで無料、以後1時間ごとに200円です。
桜島港側のフェリーターミナルには、有料駐車場が358台分あります。車をフェリーに載せず、桜島港側で車を利用する予定がない場合などは、移動方法に合わせて使い分けてください。
2026年10月は混雑予想あり。当日の待ち時間は公式SNSを確認
鹿児島市船舶局は、2026年10月の車両・旅客の混雑予想を公開しています。イベントやスポーツ大会などの影響で混雑する日があるため、秋の観光シーズンは時間に余裕を持って利用するのがおすすめです。
当日の車両待ちが原則30分以上になった場合は、桜島フェリー公式のFacebook、X、Instagramで案内されます。運休・再開などの運航状況も公式SNSで発信されるため、出発前は桜島フェリーの運航状況案内を確認しておくと安心です。
初めて乗るときに覚えておきたいポイント
- 24時間運航は終了しており、現在は4:00〜23:30
- 鹿児島港から徒歩で乗る場合は先に乗船し、桜島港で支払う
- 普通旅客運賃は大人250円・小児130円
- クレジットカードやSuica・SUGOCAなどの交通系電子マネーも利用できる
- 車は先着順で、一般の乗用車は予約不要
- 車両航送運賃には運転手1人分の旅客運賃が含まれる
- 混雑・運航状況は利用直前に公式SNSで確認する
まとめ
桜島フェリーは鹿児島港と桜島港を約15分で結び、現在は4:00〜23:30に運航しています。以前の24時間運航から変更されているため、古い案内を見た場合は注意が必要です。
徒歩利用は大人250円・小児130円で、料金は桜島港で支払います。現金だけでなくクレジットカードや交通系電子マネーにも対応し、車もそのまま乗船できます。
時刻表や運航状況は変更されることがあります。特に最終便付近や混雑が見込まれる日は、出発前に鹿児島市船舶局「桜島フェリー」公式サイトで最新情報を確認してください。
参考文献・出典
- 鹿児島市船舶局「初めてご乗船の方へ」
- 鹿児島市船舶局「令和7年10月1日0時から24時間運航を見直しました」
- 鹿児島市船舶局「運賃・回数券・定期券」
- 鹿児島市船舶局「時刻表(定期航路)」
- 鹿児島市船舶局「のりば・アクセスの概要」
- 鹿児島市船舶局「フェリー乗船(乗用車)に予約は必要でしょうか?」
- 鹿児島市船舶局「令和8年10月の車両及び旅客の混雑予想」

